長時間のフライトは2年前のメルボルン以来で、メルボルンはフライトは長いのに時差はわずかで,だからちゃんと寝ないといけなかったのだけど、そうやすやすと空の上でいつも通りに眠りに就くわけもなくかなりつらい時間を,付属のモニターにかかる向こう版ドッキリみたいな番組を見たりして過ごした記憶があり,今回のニューヨークもフライトは長くしかも時差も大有りなので、心して臨んだのだがやはりうまく就眠できず、これからの日程を考えるとますます眠りが遠のいて、ニューアークに降り立ったときは、頭の芯がぶわっと膨らんでいるような気さえした。
午后4時台に着くからホテルにチェックインが5時半で,展示会場に6時には着くだろうと甘い予測をしていたらほんとうに甘かった。入国審査に長い列が出来、しかも一人一人が割と長めで、指紋を採ったりしている。何しに来たのか何処へ行くのか(ってニューヨークに来てるのに)聞かれるがもう少し答えやすい質問にしてくれたらいいのに。パスポートの前のページに韓国入国の印を見つけた審査官,何を考えたのかいきなり私に向かってアニョハセヨ〜とか言い出すし。ひとの反応を見ている,何のためだか。少し腹立たしい。いや、かなり。
最終的にはいつだって成り行きなのだけれど、この遅れで(しかも夕方の道路はとても混んでいた)最初の予定に間に合わず、気を取り直して向かったところは閉まっていて、さらに朝までやっているはずのパーティも終了していてスカ続きの一日だった。そこでまた気を取り直して,美味しいディナーを本日の目標に切り替え、同行者の友人のひとのおすすめの美味しいレストランで食事,というのがその日唯一のイベントになったのだけど、あろうことかビールを半分くらい飲んだところでくらくら、足が地に着かない感じで情けなくも一日が終わってしまった。旅先ではそりゃいろいろ体調を崩すことだってあったが、初日につぶれるとさすがに不安である。
その後はなんてことなく無事に過ぎたが、忙しすぎたせいもあり緊張の連続だったせいもあり、ニューヨーク滞在中いちばん飲んだ日でもワイン2杯というテイタラクであった。このまま飲めなくなっていくのかしらんと漠然とおおきな恐怖感に取り付かれもしたが、無理に飲んで体壊すよかいいかとも思わないでもない。
2008年5月11日日曜日
クストリッツァ
クストリッツァが初来日するということをある日飲んでいて聞いた。教えてくれたのはその日会ったばかりの若い姉妹で,ふたりして大ファンなのだという。それにもちょっと驚いたが,クストリッツァがバンドとして来日するというのにも驚いた。でも映画の中の音楽が蘇ってきて聴きたくなってチケットを買ってしまった。
クストリッツァの映画を見たのはそんなに前ではない。タイトルには覚えはあった。封切られているときに面白そうだと思った記憶もあったが、当時は映画を観るなどという余裕がなかった。自分のことに精一杯で,ふつう自分のことに本当に一生懸命ならばたまに映画だって観た方がいいのに、その時期は映画なんか観ている暇はないのだ,という感じで生きていたと思う。いま思うと観ておけばよかった、ということになるが過去は変えられない。だからよけいクストリッツァに開眼させてくれた時期のもろもろには感謝の念がつよい。
ずっと映画なんか観ている暇はないのだ、と生きてきたわけではなく、学生時代は,それもひとよりうんと長い学生時代にはかなりの本数を毎年観ていた。洋画邦画を問わず,オールナイト、自主上映、映画祭。渋谷、馬場、飯田橋、中野。三百人劇場、名画座、フィルムセンター。映画制作にも関わり,移動するローアングルとかでカメラを持ったままキャスター付きの台に乗せられて引っ張られたりした。と書くと今更だけどなんだかすごく学生らしいことをしていたような気になってくる。今と直接関わりはなくても、一見つながりがなさそうに見えても、血肉になってたりするのかもしれない。そういう部分は否定は出来ない。
来日にあわせて名画座で2本立ても企画されているようで、久々に学生街を歩き名画座で映画を観る、なんて一日を夢想している。
クストリッツァの映画を見たのはそんなに前ではない。タイトルには覚えはあった。封切られているときに面白そうだと思った記憶もあったが、当時は映画を観るなどという余裕がなかった。自分のことに精一杯で,ふつう自分のことに本当に一生懸命ならばたまに映画だって観た方がいいのに、その時期は映画なんか観ている暇はないのだ,という感じで生きていたと思う。いま思うと観ておけばよかった、ということになるが過去は変えられない。だからよけいクストリッツァに開眼させてくれた時期のもろもろには感謝の念がつよい。
ずっと映画なんか観ている暇はないのだ、と生きてきたわけではなく、学生時代は,それもひとよりうんと長い学生時代にはかなりの本数を毎年観ていた。洋画邦画を問わず,オールナイト、自主上映、映画祭。渋谷、馬場、飯田橋、中野。三百人劇場、名画座、フィルムセンター。映画制作にも関わり,移動するローアングルとかでカメラを持ったままキャスター付きの台に乗せられて引っ張られたりした。と書くと今更だけどなんだかすごく学生らしいことをしていたような気になってくる。今と直接関わりはなくても、一見つながりがなさそうに見えても、血肉になってたりするのかもしれない。そういう部分は否定は出来ない。
来日にあわせて名画座で2本立ても企画されているようで、久々に学生街を歩き名画座で映画を観る、なんて一日を夢想している。
2008年4月27日日曜日
コトトギス
ブログというわけじゃなしにしても、また何か文章を書くことを、このサイトの中で立ち上げてゆくことを再開しようと、サイトの管理者のTさんと話していたのだけれど、なかなか種子がみつからない。きっかけが掴めず、生来のサボリ癖だけはしっかりとキープしていた。
では今始めたからといって特筆すべききっかけがあったのかというとそうでもなく、あえて挙げるならば風呂に入って湯船に横たわりながらふと「コトトギス」という言葉が浮んだから。意味はない。
これを全体のタイトルにしよう。でもいきなりこんな言葉が「プロフィール」とか「インフォメーション」なんかに混じっていても、誰もクリックしてくれないだろうからサブタイトルくらいかな、などと湯船につかりながら想いを続ける。
ブログ,とかいうものに違和感を持ち続けていた。今も消えてはいない。けれどもネットの言葉のゆき先らしきものにも魅力を感じていた。結局いつになっても始まりは見つからないので見切り発車ということで。すぐ止めちゃうかもしれないし、あるいは新しく購った携帯についている520万画素のカメラが活躍することになるかもしれない(といってもまだ使い方がよく分からないのだけど)。それはちょっと楽しみでもある。まずはリハビリしつつそろりそろりと。
では今始めたからといって特筆すべききっかけがあったのかというとそうでもなく、あえて挙げるならば風呂に入って湯船に横たわりながらふと「コトトギス」という言葉が浮んだから。意味はない。
これを全体のタイトルにしよう。でもいきなりこんな言葉が「プロフィール」とか「インフォメーション」なんかに混じっていても、誰もクリックしてくれないだろうからサブタイトルくらいかな、などと湯船につかりながら想いを続ける。
ブログ,とかいうものに違和感を持ち続けていた。今も消えてはいない。けれどもネットの言葉のゆき先らしきものにも魅力を感じていた。結局いつになっても始まりは見つからないので見切り発車ということで。すぐ止めちゃうかもしれないし、あるいは新しく購った携帯についている520万画素のカメラが活躍することになるかもしれない(といってもまだ使い方がよく分からないのだけど)。それはちょっと楽しみでもある。まずはリハビリしつつそろりそろりと。
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